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「大地イライザ」5月に500回

4月に中日劇場でも「マイ・フェア・レディ」

 4月の名古屋・中日劇場公演を皮切りにスタートするミュージカル「マイ・フェア・レディ」の今年の全国ツアーで、大地真央(50)がヒロインのイライザ役通算500回を突破することが分かった。1990年から続けている大地の当たり役。5月16日の山形県民会館で達成する。「こんなに長い付き合いになるとは思わなかった。毎回、心を込めて積み重ねた結果」と喜んでいる。

 「マイ・フェア・レディ」は米ブロード・ウェー初演が1956年春。イライザをジュリー・アンドリュース、ヒギンズ教授がレックス・ハリスンで、7年半にわたって上演され、2700回を超えるロングヒットとなった。

 日本では63年9月に東京宝塚劇場で初演。最初にイライザを演じたのは江利チエミで、以後、那智わたる、上月晃、雪村いづみ、栗原小巻と続いた。大地は六代目イライザとして90年4月の東京・帝劇公演から17年間演じ続けており、これまで通算473回。5年ぶりの中日劇場公演後は仙台、盛岡、秋田など7月7日の東京都厚木市文化会館まで25都市で上演される。また、この6人の上演回数がトータルで895回で、名古屋公演中に900回を突破する。

 日本で上演されたミュージカルで、単独上演回数の多いのは「ラ・マンチャの男」の松本幸四郎の1086回、「屋根の上のヴァイオリン弾き」の森繁久彌の900回。商業演劇では「放浪記」の森光子の1858回などがある。

 大地はイライザ役に思い入れがあり、宝塚女優だった大地は85年の退団会見で「これからどんな役がやりたい?」と質問され「イライザ」と答えている。その5年後にイライザと出会うことになるが、役づくりには強いこだわりがある。イライザはロンドンの下町の花売り娘で、汚れたメークが必要のはずだが、大地は「若い娘というプライドがあるはずで、汚れた顔のままで花売りをするというのはおかしい」と言い、きちんとメークアップして舞台に立っている。

 中日劇場公演は4月21−29日。チケットは2月8日から発売される。