ジュリー・アンドリュース、
監督としてブロードウェイ復帰
2007/11/17
19歳でブロードウェイ・デビューを果たし、映画女優としても大成功したジュリー・アンドリュースが、監督としてブロードウェイに復帰することになった。彼女と娘のエマ・ウォルトン・ハミルトンによる共著で、ふたりが書いた最も魅力的な本である“The Great American Mousical”が、ミュージカル化されることになったのだ。
ミュージカル版「メリー・ポピンズ」の曲を書いたアンソニー・ドリューとジョージ・スタイルスが現在、本作品の音楽を作曲している。
極めてチャーミングでユーモアとスリルもたっぷりな“Mousical”では、有名なブロードウェイのスターたちも、ネズミたちが住む地下の穴蔵の上にある舞台に登場する。
この本は、トニー・ウォルトン(ジュリーの前夫。エマの父親)によって挿絵が描かれているが、ウォルトンは舞台版のセットや衣装のデザインも担当する予定で、このブロードウェイのミュージカルは“家族プロジェクト”になりそう。
一方、ジュリーとエマのもうひとつの共著“Simeon’s Gift”にもとづいたミュージカルは、ニューヨーク州にあるサグ・ハーバー・ベイ・ストリート・シアターで感謝祭の週末に上演される。それと同時に、子供劇場や学校を巡業するツアーの準備中である。
“Simeon’s Gift”は、15世紀を舞台にひとりの男が動物たちとともに旅をする心優しい話だ。このミュージカルの音楽は、イアン・フレイザーとジョン・ブッチーノが担当している。
人々を楽しませ続けているジュリー・アンドリュースだが、自伝“Home”が来年の4月1日にアメリカで出版されることになっている。