松坂慶子が全米ヒット作『魔法にかけられて』アフレコに挑戦
アフレコに挑戦する松坂慶子
ディズニーがディズニーを超える!? ウォルトディズニーの新しい挑戦として2008年春、“アニメーション”と“実写”が融合した映画『魔法にかけられて』が公開される。これは、魔女によっておとぎの世界から追放され、現実世界のニューヨークに迷い込んだ心優しいプリンセス“ジゼル”の物語。本作の日本語吹き替えに、ディズニー映画の大ファンであるという松坂慶子さんがナレーションを担当することになり、そのアフレコ会見が都内にあるウォルト・ディズニー・テレビジョンスタジオで行われた。

松坂が白い洋服でにこやかにスタジオに現われると、まずは本作オリジナル版のナレーションを担当したジュリー・アンドリュースのナレーション部分が流れる。これにはじっと目を閉じて噛みしめるように耳を傾ける松坂さんが次にゆっくりと台本を読み始めると、そのやさしい美声に取材陣も聞き入っていた。

ジュリー・アンドリュースのファンでもある松坂は「彼女はさすがミュージカルスターなので、歌うように語ってらっしゃいます。私もそういう“これから物語が始まるぞ”っていうワクワクした感じを大事にしたいなと思いながら収録しました」とコメント。「どれくらいディズニーが好きなのですか?」の質問には「もう昔からディズニーは本当に大好きでしたから、この仕事ができると決まったとき『わぁ!やっと来たわ!』と純粋にとても嬉しかったですね。ディズニーランドへは世界各地のに行きましたし、家族みんなで年間12回以上行ってますから。それに仕事に行く前にディズニーの音楽を聞くと、『よし、何事も楽しまなきゃ』ってなんかパッと切り替わるんですよね。」と語った。

クリスマス直前ということでクリスマスツリーにこの映画の重要なアイテムにもなっている“りんご”を飾った松坂さんは、クリスマスの予定を聞かれると「家族でディズニーランドに行けたら最高でしょう」と笑顔で即答。そして最後に「この映画に参加できたことが私にとっての大きなクリスマスプレゼントです。“ディズニーがディズニーを超えている、ディズニーがディズニーを笑っている”というのが、とにかく面白い作品になっています。子供から大人まで絶対楽しめる作品なので、是非みなさん観てください!」と力強く映画をアピールした。