Thorougly Modern MILLY
製作年度 |
1967 |
日本公開 |
1967 |
監 督 |
Gorge Roy Hill |
キャスト |
Julie Andrews |
James Fox |
製 作 |
Ross Hunter |
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原 題 |
Thourougly Modern Milly |
邦 題 |
モダンミリー |
役 名 |
Milly Dilmount(ミリー) |
ジュリー3本目のミュージカル映画。
ジュリーのブロードウェイデビュー作「ボーイフレンド」をどうしてもジュリーで撮りたかったハンターが
念願の20年代フラッパーをジュリーで製作した作品。
18才の時のジュリーと30才を超えたジュリーでは大人になり過ぎたキライはあるけれども、20年代
のカンサス娘をはつらつと演じている。
(評論家の中にはアメリカの田舎娘には見えないという不埒な輩もいたけれど)
ただ、キャロルチャニングやベアトリスリリーといったブロードウェイでの先輩諸嬢に少〜しばかり気を
使った感じはあった。
ミュージカルシーンの見せ場は2シーンではあるがキャロルの方にあった。
(「ハロードーリー」をバーブラに持っていかれたキャロルに、同じ痛みを以前に持ったことのある
ジュリーは 『私には「MP」という私の映画が有った様にあなたにはあなたの映画があるわ』と
この映画への出演を勧めたと伝えられている)
ブロードウェイの芸達者達がそれぞれの持ち味を発揮して、それら出演者のアンサンブルが絶妙に
絡み合い、全編心地良く見られるハチャメチャミュージカルコメディである。
ただし、イントロダクション、インターミッションそれぞれに長々と音楽が入るのはちょっと大作にし過ぎ
たキライはあるけれど。。。
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