Mary Poppins
製作年度 |
1964 |
日本公開 |
1966 |
監 督 |
Robert Stevenson |
キャスト |
Julie Andrews |
Dick Van Dike |
製 作 |
Walt Dizney |
|
|
原 題 |
Mary Poppins |
邦 題 |
メリーポピンズ |
|
|
帽子 |
長い髪の
ジュリー |
子供 |
鏡 |
鞄 |
花 |
犬 |
馬 |
足 |
ずぶ濡れ |
階段 |
白いドレス |
ジュリーの映画デビュー作。
ウォルトディズニーがジュリーアンドリュースという天与の歌声に出会い作り上げた傑作。
ジュリーの「メリー」は原作のイメージよりはかなり若い。し、美人過ぎる。
けれども、少し皮肉っぽくてちょっとやきもち焼きというキャラクターにして大正解!
しかめっ面のバンクス氏との対比が鮮明に出て、子供達がなついていく過程もすんなり入り込める。
また、ちょっと冷たく適度な距離感を持ったメリーの態度が、ラストで父親と心を通わせてメリー
の事を忘れてしまうという一見我侭に見える子供達の行動にも妙に納得させられてしまう.
そんな「メリー」をジュリーは舞台出身という香りをそこはかとなく漂わせながら軽快に演じてみせて
いる。
蛇足ながら、テレビの「ジュリーアンドリュースアワー」には、メリーポピンズとイライザ、そして
ジュリー本人が一緒に歌い踊るシークエンスがある。
そのときのメリーは映画よりは原作のメリーに近いイメージで『堅物のナニー』という感じで演じた。
イライザのコクニー訛り、メリーのクイーンズイングリッシュ、そしてジュリー本人はアメリカ風の発音。
という設定を本当に同じヒト?と驚くほどの違いで演じ分け、ジュリーの演技力の凄さを見せて
くれて圧巻だった。
クリップ集掲載頁