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「SOM」で大ホームランをかっ飛ばした直後の作品。

ジュリーは北米の裕福な家庭に育ったお嬢様。
船乗りの恋人(リチャードハリス)がいるけれど、便りが来ないのを悩んでいるうちに、宣教師としてハワイに
行く事になったアブナー(マックスフォンシドー)と結婚させられてハワイに付いて行く役。

3時間を超す大作で、大掛かりなロケでハワイの自然が荘厳に撮影されている。

ジュリーにとっては「SOM」の後、ドラマチックな役どころをやってみたい時期だったようである。
ハワイまでの船旅での嵐のシーンや、出産のシーン、教会の火事で着ていた服に火が点くシーンなど
それまでのファミリー映画とは違った演技を見せている

ジュリーはこの映画の中でちょっとだけ歌を歌っている。
ホンの一瞬だったにも関わらず、この歌がアカデミー賞の主題歌賞にノミネートされたのも、この時期の
ジュリーの勢いのなせる業だったに違いない。




       ***** ここにはネタバレ有りなので、これから「ハワイ」を見るヒトで結末を知りたくないヒトは無視のコト ******
                                          
                  MOVIESでの一言コメントにある、『ジュリーただ一本のxxxxx映画』とは、、、、こちら


Hawaii
長い髪 帽子
階段
子供 白い服
製作年度 1968
日本公開 1968
監 督 George Loy Hill
キャスト Julie Andrews
Max von Sydow, Richard Harris
原 題 Hawaii
邦 題 ハワイ
役 名 Jerusha Bromley(ジェルーシャ)

ちなみに、この時代は地方での公開は2本立てが主流であったため、「ハワイ」は「南太平洋」と一緒に
上映されていた。

「南太平洋」もハワイ(カワイ島)で撮影されていたため、この併映は好カップリングであった。

またまたちなみに、ワイキキの映画ショップでこの「ハワイ」のことを聞いた際には店員は誰も知らなかった。
ハワイの映画といえばプレスリーか、チャールトンヘストンしか出てこなかった。

ヘストンのハワイ映画(大洋の彼方に)はこの「ハワイ」の続編だっちゅうの(-_-メ)